認知症の予防に有効な事!!認知症の母の事例からお伝えします

実家で一人暮らししている82歳の母が、認知症の診断をされてから約3カ月が過ぎようとしています。

当初は母の介護や今後の生活の準備などでアタフタしていましたが、最近やっと母も私を含めた家族も落ち着きを取り戻し始めています。

夏の暑い最中、あちこちの病院をハシゴしたり、ケアマネさん、ヘルパーさん、デイサービスの方などとの打ち合わせなどが重なり、とにかく忙しい毎日でした。

都内にいる孫たちは、おばあちゃんの事態を心配して入れ替わり立ち代わり訪ねて来たり・・・

そんなこんな大騒ぎの状況でしたが、母の認知症の状態も安定し始めています。

そこで、今回、私が母の認知症を通して学んだ「認知症の予防」についてシェアしたいと思い、この記事を書きました。

特に、これから認知症になってしまうかもしれない年代のご家族をお持ちの方やご自身の今後のための参考にしていただければ嬉しいです。

認知症は予防できる?

そもそも、認知症って予防できるの?って思いませんか?

インフルエンザみたいにウイルス性の病気ではないし、うがいや手洗いみたいに何か予防方法はあるの?

・・・なんて不思議に思いますよね?

それが、実はできるんです。

認知症は、脳の中にアミロイドβ(ベータ)というタンパク質が蓄積することで起こります。

(タンパク質アミロイドβが蓄積する場所によって、認知症の症状や進行状況などが変わってきます。)

食生活や生活習慣に気を付けることで、脳に蓄積するアミロイドβを減らしたり、排出させることできることが最近の認知症の研究からわかってきました。

現に、母は主治医(認知症認定医)から、食生活や生活習慣の見直しを指導されています。

うちの母はすでに認知症なので予防にはあたりませんが、実際に色々なことを改善してみたところ、周囲が驚くほど状態がとても良い方向に向かっています。

認知症になってしまった母が食生活や生活習慣の改善で変化していることから、認知症の予防は有効だと実感しています。

認知症の予防に有効な事

うちの母は、約20年前に夫である私の父を亡くしてから、ずっと一人暮らしをしていました。

そのためか、食生活は自分の好きなものばかり、生活習慣は好きな時に寝て、好きな時に起きる・・・そんな自由気ままな過ごし方をしてきました。

偏った食生活に不規則な生活サイクル・・・まずは、これらを見直すことが最優先でした。

真っ先に改善しなければならなかったのは、睡眠でした。

深夜起きて、昼間眠る・・・昼夜逆転になっていた母の睡眠サイクルを元に戻すところから始めました。

特に、認知症と睡眠は深い関りがあります。

脳内の不要なタンパク質は、深夜の睡眠中に排出されるのだそうです。

そのため、ぐっすりと質の良い睡眠をとることが認知症の予防には欠かせないのだとか。

このことは、九州大学医学部の研究チームによって解明されています。

それでは、早速、認知症の予防に有効な具体的な食生活と生活習慣を紹介していきます。

食生活

長年慣れ親しんできた食生活を急に変えることは、なかなか難しいと思います。

最初からガラリと変更することには抵抗がある方も多いと思いますので、どうしても無理な場合にはサプリメントなど利用しながら進めていくと良いと思います。

魚を積極的に食べる

血液の流れを良くすることが認知症の予防には、とても重要です。

脳に質の良い血液を送るためには、魚に含まれるDHAが大変有効です。

DHAは、とくに青魚にたくさん含まれています。

イワシ・サバ・アジ・さんまなど。

刺身・焼く・煮る・揚げる・・・調理法はどれでもOKです。

時には缶詰でも。

青魚が苦手な方や、一人暮らしで調理するのが大変だという方は、サプリメントからの摂取でも大丈夫です。

ちなみに、うちの母もドクターからDHAサプリメントを薦められました。

認知症の薬も毎朝飲んでいますが、サプリも飲むように・・・との指導がありました。

サプリは市販のもので良いとのことでしたので、現在は、プラズマローゲンというホタテから抽出されたサプリメントを毎晩眠る前に飲んでいます。

(このプラズマローゲンには、睡眠中に脳内に蓄積したたんぱく質アミロイドβを排出してくれる働きがあります)

認知症の母がプラズマローゲンのサプリメントを2カ月飲んだ結果

カレーを食べる

カレーに含まれる香辛料のターメリック(ウコン)。

ウコンに含まれるクルクミンという物質に認知症を予防する効果があるそうです。

(病院からいただいた、認知症に良い食べ物の中に、実際にカレーと書いてありました!!認知症専門医も推奨しています)

カリフォルニア大学の研究によると、クルクミンを摂取することによって記憶力や注意力の向上が確認されています。

さらに、脳内への認知症の原因となるたんぱく質(アミロイドβ)の蓄積も防いでくれるそうなんです。

どんなに認知症の予防になるといっても、毎日カレーだと飽きてしまうので間隔を調整したり、中身を工夫するなどしながら定番メニューにしたいものです。

ちなみに、うちの母は幸いカレーが大好きなので、週に一度は必ず食べています。

インスタント食品を止める

認知症リスクを高める食品

肉の脂身(ラードやヘッド)
マーガリン
ショートニング

認知症のリスクを高める食品を材料に作られているインスタント食品・ファストフード・ジャンクフード・スナック菓子・菓子パン・スーパーのお惣菜を食べるのはできるだけ避けましょう。

これらは別名、「食べるプラスチック」とも言われています。

血液中のコレステロールを増やして、血管を固くしてしまいます。

また、インスタント食品などは塩分・糖分・添加物などが過剰に含まれていますので、さまざまな病気を引き起こす要因となります。

生活習慣

ひとり暮らしの長いうちの母は、夜は遅くまで起きていることが多かったようです。

実は、PCが好きだったので深夜までネットを見ていたりしていました。

また、誰とも会話しない日があるなど、社会との接点がない状態でした。

さらに、2019年3月に自宅の庭で転倒しケガをしてしまったことから、行動範囲が狭まりました。

うまく歩けなくなってしまったことが、認知症の進行を加速させてしまったようです。

早寝早起き

認知症の原因となるたんぱく質のアミロイドβは、睡眠中に脳から排出されます。

熟睡する時間が少なかったり、良質な睡眠が得られないとアミロイドβは脳から排出されずに、どんどん蓄積されていきます。

毎晩22時までには眠る習慣を付けましょう。

また、眠っている間に身体は修復されます。

特に深夜22時~午前2時までが、身体を正常に保つホルモンが最も分泌される時間帯です。

この時間は、しっかり熟睡するよう心がけてください。

人と接する

うちの母は、認知症の診断を受け、介護申請に通過してから近くのデイサービスに週に2日通い始めました。

同じくらいの年齢の方やデイサービスのスタッフさんと接するようになってから、母はとても明るくなりました。

イキイキとして、毎日楽しそうにしています。

といっても、離れて生活しているので毎日顔を見ているわけではありませんが、電話での会話から楽し気な様子が伝わってきます。

また、母が認知症になったことで家族が結束し、皆が自分を気にかけていることで、「自分はひとりではない」ということを実感したのかな・・・と感じます。

自分のために、家族だけでなく多くの人(ケアマネさん・ヘルパーさん・デイサービススタッフさん)や友人、ご近所の方・・・多くの支えがあることに気が付いたのだと思います。

孤独で寂しいと、心も病に傾いていってしまいがちです。

できるだけ、人と接する機会を作っていきましょう。

人とつながることがいかに重要なことか・・・母が認知症になったことで再認識しています。

ストレスをためない

 

認知症はうつ病と隣り合わせで、症状もとてもよく似ています。

うちの母も認知症の症状が強く出始めたころは、「うつ病かな?」と感じることが多々ありました。

何事も悲観的に考えて、マイナス的なことばかり言っていました。

笑顔も消えて、口をへの字に曲げて暗い顔をしていました。

今思えば、明るく社交的な母が転んでケガしてしまったことで、どこにも出かけられなくなりストレスが溜まっていたんだと思います。

確かに、行動範囲が狭くなり自由が奪われてしまうと、ストレスを感じますよね。

母の例からストレスは認知症を進行させてしまうと痛感しました。

「たくさん笑うとガン予防になる」と聞いたことがあります。

笑うことで免疫力がアップするらしいです。

確かに思い切り笑った後って、さわやかな気持ちになりますよね。

心の底からストレスを解消できる方法を見つけておきましょう。

まとめ

5年後には認知症の方がさらに増え、ますます大きな社会問題になるそうです。

現在でも、認知症と診断されていないだけで、実際には症状が出ている方はたくさんいると思います。

ひとり暮らしの方などは、自分が認知症だと気づいていないこともあるでしょう。

認知症になってしまうと、辛いのは本人だけではありません。

周りの家族も生活が一変してしまいます。

認知症の中には、暴れたり、暴言があったりと、周囲に迷惑や不快な状況を与える症状が出る場合があります。

「病気だから」では済まされない状況になってしまうことも起こってしまうかもしれません。

食生活や生活習慣の見直しで認知症の予防ができるのであれば、ご家族のため、そして自分自身のためにも積極的に取り組みたいものです。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

今後も、母の認知症介護の中から情報をお伝えしたいと思います。

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