認知症をわかりやすく説明すると・・・

認知症・・・日常の中で耳にする機会が多い言葉ですよね。

 

人生100年時代です。

今後もますます「認知症」という言葉を耳にする機会が増えることだと思います。

 

でも、実際のところ

「認知症とは何なのか」

ほとんどの方が、わかっているようでわかっていないのではないでしょうか?

認知症をわかりやすく説明すると・・・

日常生活に支障が出るほど物事を忘れたり、判断力が無くなってしまった脳の状態を認知症と言います。

認知症にもいくつかの原因や種類があり、それぞれに違う症状があらわれます。

認知症はある日突然になってしまうものではありません。

年月をかけて、脳の認知機能が低下していくことにより、徐々に進行するものです。

そのため、認知症の症状は少しづつ表れてくるようになります。

 

認知機能って?

 

私たちの脳の中で、「記憶」をしたり「判断」をしたりするための機能です。

認知機能には、いくつかの種類があります。

主な認知機能を挙げてみました。

認知機能の種類低下すると起きる具体的な事例
記憶力いつどこで誰と会うかを忘れる
遂行(すいこう)力待ち合わせ場所へ向かうことができない・天候に合う服装を選べない
判断力どの電車に乗れば良いのかわからない・切符が買えない
言語能力会話のやりとりができない・言葉が出ない
計算力おつりをいくらもらえば良いのかわからない

認知症の原因や症状には種類がある!!

 

認知症の原因や症状には、いくつかの種類があることを知っていますか?

 

ひとくちに認知症と言っても、原因によって現れてくる症状に違いがあります。

 

また、認知症かもしれないと思っていたら、実は違う病気だった・・・ということもあるのです。

 

外科的な原因から起こるもの、脳の内部に原因があるものなど、原因によって治療や対処の方法も変わってきます。

 

認知症の主な原因主な症状
頭部の外傷(打撲や水頭症など)歩行障害・運動麻痺・言語障害・頭痛・尿失禁・意欲低下など
脳の神経細胞の変性【アルツハイマー型】
記憶障害・遂行障害・見当識・空間意識障害
【レビー小体型】
幻覚・妄想・せん妄
【前頭側頭型】
行動変化・人格変化
脳の血管性疾患(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)記憶障害・言語障害・歩行障害など
脳腫瘍言語障害・視覚異常・頭痛・吐き気など

 

このように認知症には様々な原因があり、症状にも違いがあることがわかります。

 

MEMO
認知症は鬱(うつ)やてんかん、老年期精神病などと症状がとても似ているため、専門の医師でも診断が難しいことがあります。

さらに、認知症のように認知機能が低下してしまう状態の「仮性認知症」であることも。

また、認知症とほかの病気が合併していることもあるのです。

認知症の具体的な症状にはどのようなものがあるの?

  • 睡眠障害  夜間眠れないため、昼夜の生活リズムが乱れる。
  • 徘徊    外出を歩き回ったり、迷子になってしまう。
  • 抑うつ   気分が落ち込み、気力がなくなる。
  • せん妄   興奮したり、活動が低下する。独り言を言う。
  • 妄想    事実ではないことを事実だと思い込む。
  • 幻覚    実在しない物がみえたり、音が聞こえる。
  • 暴言、暴力 感情がコントロールできなくなる。
  • 性的逸脱  性的な感情で行動してしまう。
  • 不潔行為  入浴を拒否したり、排せつ物に触れたりする。
  • 介護抵抗  介護されることを拒否して抵抗する。
  • 異食    食べ物以外の物を食べようとする
  • 過食、拒食 過剰に食べたり、食べることを拒否したりする。

 

ご家族や身近な方に上記のような症状が見られる場合には、速やかに認知症の専門外来や精神科の受診をおすすめします。

 

医療機関では一般的な身体検査と同時に知能検査や問診をして、認知症の診断やほかの病気が潜んでいないかを調べます。

 

上記の検査のほかに、必要に応じて脳波やMRI・CT・SPETCなどの脳の画像検査をおこなうことがあります。

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